メキシコペソ/円（MXN/JPY）

＜計算例＞
■必要な資金の目安
10万通貨×7.4円÷5（レバレッジ）＝148,000円
（メキシコペソ/円が7.4円でレバレッジ5倍で取引する場合）

■レバレッジのコントロール
レバレッジは「FX口座へ入金する証拠金の金額」または「取引数量」で調整することができます。
レバレッジが高い場合、少ない資金で大きな金額の取引が行え、多くのスワップポイントが得られる一方、ロスカット等のリスクが高まります。
反対に、レバレッジが低い場合、資金に対する取引数量は少なくなりますが、ロスカット等のリスクは低下します。

• 通貨ペアのスワップポイントおよび為替レートはシミュレーション値です。
• 最新のスワップポイントおよび為替レート等はお取引画面でご確認ください。
• 上記は、スワップポイントに変動がなかった場合の計算結果です（1週間＝7日、1ヶ月＝30日、1年＝365日で計算）。スワップポイントは日々変動します。常に一定の金額の受渡があるわけではありません。
• 国の情勢によっては、プラスのスワップポイントだったものがマイナスに、マイナスのスワップポイントがプラスに転じる場合があります。
• 保有している通貨の為替レートの下落により、スワップポイントによる利益と比べ、為替レートの変動による損失が大きくなる可能性があります。また、米ドル等のメジャー通貨に比べ、南アフリカランド等の高金利な新興国通貨は為替変動リスクが高い側面がございますので、各国の政治情勢や経済情勢をニュース等でチェックしながら慎重にお取引ください。

＜サクッと解説＞そもそもスワップポイントとは

スワップポイントとは取引する通貨ペアの金利差によって発生する損益のことです。

メキシコペソ/円の買いポジションは、金利の低い日本円を売り、金利の高いメキシコペソを買っている状態のため、スワップポイントが受け取れます。
反対に、メキシコペソ/円の売りポジションは、金利の高いメキシコペソを売り、日本円を買っている状態のため、スワップポイントの払いが生じます。

• 上記の金利は参考値です。実際の値とは異なる場合がございます。

メキシコペソ/円は為替レートの水準が低く、メジャー通貨の米ドル/円など他の通貨ペアに比べ、少ない資金でスワップ運用が始められます。

通貨ペア	レート	必要な証拠金（レバレッジ５倍の場合）
		10万通貨の場合	100万通貨の場合
メキシコペソ/円	7円	148,000円	1,480,000円
米ドル/円	143円	2,860,000円	28,600,000円
豪ドル/円	92円	1,840,000円	18,400,000円

• 通貨ペアのレートはシミュレーション値です。

＜サクッと解説＞メキシコについて

メキシコは、人口約1億2987万人を有し、アメリカ合衆国と中央アメリカの間に位置する新興国です。国民の平均年齢は30歳と若く、若い労働力が経済成長を支えています。

メキシコの輸出品目は工業製品や機械部品が中心で、輸出額の約9割を占めています。輸出先の大部分をアメリカ合衆国が占めており、2023年にはメキシコが米国の輸入額で中国を抜き首位に立ちました。こうした経済構造から、米国経済の好調はメキシコペソ高を支える要因となり、不調はメキシコペソ安の要因となります。
また、2025年1月に再選を果たしたトランプ米大統領は、貿易赤字削減を政策の柱に掲げ、各国への関税強化を推し進めています。なかでも対メキシコ貿易赤字は中国に次ぐ規模のため、政権が最も注視する対象の一つです。実際、メキシコに対する関税関連の発表や報道があるたびにメキシコペソ/円相場は敏感に反応しており、メキシコペソを取引する際には、米国の関税動向を把握することが不可欠となっています。
メキシコペソを取引する際は、メキシコ経済の経済指標や国内情勢の他、米国経済の動向、米トランプ政権による関税政策に関して情報収集するとよいでしょう。

＜サクッと解説＞どうして水曜日は3日分？

スワップポイントの付与日数は、「受渡日（※原則、取引日の2営業日後）」が何日分繰り延べられたかによって決定します。

• 祝日や海外休日も土日と同じように付与されず、他の日にまとめて付与されます。

例えば、月曜から火曜へポジションを持ち越した場合、受渡日は水曜から木曜へ1日繰り延べられるため、1日分のスワップポイントが発生します。
水曜から木曜へポジションを持ち越した場合、土曜日、日曜日は外国為替市場が休場のため、受渡日は金曜から月曜へと3日繰り延べられるため、水曜日から木曜へのポジション持越しは3日分のスワップポイントが受け取れます。