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回帰トレンド

  • 読みかいきとれんど
  • 分類テクニカル分析

意味

回帰トレンドは、統計学などで用いられる回帰直線や最小二乗直線のことで、各株価の終値からこの直線に垂線を引いた時に、その垂線の長さの合計が最も小さくなるような線のことで一次関数で表すトレンド系のテクニカル分析です。さらに、そのトレンド線に平行な直線を上下に2本ずつ、計4本引きます。これらの直線は、ある期間の値動きの標準偏差から求めます。それぞれ、+1σ,+2σ,-1σ,-2σとします。

売買サインは順張りに基づくサインと逆張りに基づくサインが考えられていますが、逆張りによる売買が一般的で精度も高いと考えられています。よって、+1σ,+2σが上値抵抗線、-1σ,-2σが下値抵抗線とみますので、2σラインまで上昇したら売り、-2σラインまで下落したら押し目買いというように逆張りの売買材料として利用するのが一般的です。

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