システムリポート

カブドットコム証券では、お客さまが安心してお取引できますように、システム状況を様々な側面から監視し、安定性やパフォーマンスの向上といったシステムの改善に努めています。弊社のディスクロージャーポリシーに基づき、システム負荷状況や障害情報、今後の設備増強プランなどを積極的に公開しています。オンライントレードシステムの構成やシステムデザインのコンセプトなどについてはシステム概要を、掲載事例は掲載・事例紹介を、サーバ証明書などのセキュリティ対策の詳細や、当サイトをご利用になるうえでご考慮いただきたいセキュリティ対策事項についてはセキュリティのご案内を併せてご利用ください。

システムリポート

更新日 2019年2月1日

システム性能指標 詳細

システムの処理性能について現状分析を行い、キャパシティプランニングのインプットとして整理しております。ここでは、社内で利用している指標のうち、約定処理入力に関する指数と、ウェブサーバの処理実績、そして各サーバの負荷状況をご紹介させていただきます。

約定処理能力指数

単位時間内にどの程度の約定電文を処理することが可能かという観点で、約定処理が集中する午前9時頃の現物注文と信用注文の処理実績値をもとに算出し指数化した値を、約定処理能力指数として監視しています。この数値は、減少すると処理能力が低下していることを表し、増加すると処理が効率化され能力に余力が生まれていることを意味します。

約定処理能力指数

約定処理能力指数の平均値は約3,277ポイントでした。

シストレFX®約定時間

シストレFX®の成行、ストリーミング注文の約定に要した時間を約定時間として監視しています。この数値は、減少するとシストレFX®の注文受付、約定処理がより高速に処理されていることを表し、増加すると処理速度が低下していることを表しています。

シストレFX最小約定時間

シストレFX平均約定時間

調査期間営業日における、成行注文とストリーミング注文の最小約定時間は0msec、平均値は1.6msecとなりました。

お客さま向けお取引サイトのページ処理実績

下記表は、システム負荷が最も高くなる9時から10時までの1時間に記録された、お客さま向けお取引サイトのウェブサーバ全台における動的なページ生成要求のログから、アクセス数上位10件および全ての動的生成要求について、処理件数と平均実行時間を調査したものです。

前回調査日の指標から増減それぞれ20%以上の差を記録したものについて、を記載しています。アクセス数について、は20%以上のアクセスの増加、は20%をこえるアクセス数の減少を意味しています。また、実行時間について、は20%を超える実行時間の減少(=改善)、は20%以上の実行時間の増加(=悪化)を意味しています。増減が±20%を超えない場合には記載はありません。

今回調査日 2018年12月28日(金)東証売買代金2兆293億円、東証売買高11.9億株
前回調査日 2018年11月30日(金)東証売買代金3兆6637億円、東証売買高18.1億株

ページ名称 アクセス件数 平均実行ミリ秒
前回 今回 増減率 前回 今回 増減率
1 カブボード 通常版(ページ1~3) 149,045 138,212 -7% 211 215 2%
2 残高照会
国内現物株式
106,978 92,101 -14% 52 55 6%
3 個別銘柄詳細
時系列データ・取扱商品
100,462 79,735 -21% 361 351 -3%
4 個別銘柄詳細
売買連携メニュー
97,323 78,801 -19% 256 246 -4%
5 個別銘柄詳細
関連リンク情報
97,301 78,765 -19% 391 371 -5%
6 マーケット情報
総合・主要指標
64,560 58,360 -10% 142 140 -1%
7 預り資産評価 45,845 43,439 -5% 262 269 2%
8 個別銘柄ポップアップチャート(R) 50,285 39,699 -21% 118 129 9%
9 先物新規建玉 18,206 27,912 53% 140 115 -17%
10 残高照会
信用建玉
21,406 18,159 -15% 78 82 5%

総合計/総平均
2,641,089 2,422,578 -8% 128 128 0%

調査日のアクセス数は、前回調査結果と比較して8%減少いたしました。平均実行時間に関しては、前回調査結果と同様でした。

サーバ負荷

対象期間中のサーバ機器、ネットワークなどの負荷・リソース消費の状況です。各種サーバ機器の構成の詳細などは、システム紹介をご覧ください。

ネットワーク

お客さま向けインターネット接続回線

お客さま向けインターネット接続回線の帯域表示量

解説

お客さま向けインターネット接続回線は複数拠点で冗長化しており、ウェブサーバ群はネットワーク機器とギガビットイーサネットで接続されています。
調査月間の最大トラフィックは3.1Gbps前後の実績となりました。

ブラウザ等向けお取引用サーバ群

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバCPU負荷状況

新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバ

新発注基盤システムRAIDEN向けアプリケーションサーバCPU負荷状況

解説

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ、および、新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバのCPU負荷状況です。
お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、ピーク時の平均CPU負荷は約20%程度となっています。
新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始前後とナイトセッション開始前後ですが、ピーク時の平均CPU負荷は約10%程度となっています。

kabuステーション®専用サーバ群

kabuステーション®専用フロントサーバ

kabuステーション専用フロントサーバ

kabuステーション®専用相場配信サーバ

kabuステーション専用相場配信サーバCPU負荷状況

解説

kabuステーション®専用フロントサーバ、および、相場配信(フル板含)サーバのCPU負荷状況です。
kabuステーション®専用フロントサーバの負荷ピークは、午前8時30分頃から午前9時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。
kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷ピークは、午前9時頃と午後3時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約5%程度となっています。
kabuステーション®専用フロントサーバ、kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷は低位で安定稼働しております。

データベースサーバ群

顧客データベースサーバ

お客さま情報・決済関連処理等

お客さま情報・決済関連処理等

ログイン・各種ログ管理等

ログイン・各種ログ管理等

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバ

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文の発注・約定処理の管理等

新発注基盤システムRAIDEN向け注文の発注・約定処理の管理等

注文データベースサーバ

注文の発注・約定処理の管理等

注文の発注・約定処理の管理等

勘定データベースサーバ

参照系 (画面表示用参照処理 他)

参照系 (画面表示用参照処理 他)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

解説

顧客データベースサーバはお客さまの各種情報を管理しており、ログインやマイページの表示などに関係しています。顧客データベースサーバ群が高負荷になるのは前場開始直後から午前9時30分頃で、お客さま情報・決済処理などに関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約35%となっています。ログインや各種ログの記録に関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約15%となっています。

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバでは株式、先物・オプション、NISA株式注文の詳細、発注・約定処理の状態などを管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは日付が変わった直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

注文データベースサーバでは投資信託、プチ株の詳細、発注・約定処理の状態の他、精査処理など管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは前場開始直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

勘定系(バックオフィス)データベースでは、お客さまが保有する現物株や信用建玉などの預りを一括して管理を行っており、発注時の買付可能額の計算処理や、約定処理、夜間バッチ処理などに関係しています。
同参照系サーバにおける営業日の負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、平均CPU負荷は約60%となっています。
同更新系サーバにおける営業日の負荷ピークは夜間バッチ処理時間帯になり、ピーク時の平均CPU負荷は約80%となっています。
休日等、一部の特定日にはメンテナンス処理が実行されるため、その時間帯は高負荷になります。

システム増強・機能改善・負荷対策 詳細

システム増強や機能改善、負荷対策、実施履歴および今後の実施予定です。

6ヶ月のシステム増強、機能改善、負荷対策など

システムリポートにて公開させていただいた、主なシステム増強や機能改善、負荷対策の6ヶ月間の履歴です。

日付 区分 内容
1 2018年8月7日 基盤刷新 kabu.com API基盤刷新
2 2018年8月27日 設備増強 東証、PTS市場、ダークプールの自動回送SORシステムを実装
3 2018年8月27日 機能追加 「auで株式割」の対象がau IDを持つすべてのお客さまに拡大
4 2018年9月10日 基盤刷新 シストレ FXリニューアル
5 2018年10月5日 新規 「代用貸株」を提供開始

システム障害・サービス提供状況 詳細

調査対象期間中に発生したシステム障害、およびサービス提供の詳細についてご説明させていただきます。

システム障害

2017年6月30日(金) kabuステーションの残高照会画面不備

障害サマリ

2017年6月30日(金)からkabuSTATION for Android/iPhoneにおいて、上場前のIPO銘柄を保有している状態で残高照会画面を参照するとエラーとなる事象が発生いたしました。
事象は以下の通りです。

  1. 非上場のIPO銘柄が『時価ゼロ円』として評価損益が計算される。
  2. りそなアセットマネジメントで8銘柄
障害の経緯、影響について

アプリケーションの不備が原因です。
アプリケーションを修正し、2019年1月26日(土)に事象を解消いたしました。

2018年12月2日(日) 約定通知の誤送信

障害サマリ

2018年12月2日(日)午後4時42分頃、一部のお客さまにおいて、実際に約定していないにも関わらず約定通知が送信される事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

2018年12月2日(日)に行ったシステムメンテナンスのサービス再開手順不備が原因です。
再発防止策としてサービス再開手順の整備を実施いたしました。

2018年12月3日(月) 日替わり処理の遅延

障害サマリ

2018年12月3日(月)午後11時16分から2018年12月4日(火)午前0時34分までの間、日替わり処理が遅延する事象が発生いたしました。
遅延が発生したサービスは以下の通りです。

  • 顧客勘定残高更新
  • 信用余力の更新
  • 先物OP余力の更新
  • 入金、振替、品受品渡サービスの開始
障害の経緯、影響について

2018年12月3日(月)の夜間処理が遅延したことが原因です。
2018年12月4日(火)午前0時34分に処理が完了し、事象を解消いたしました。

2018年12月11日(火) IPO申込画面の一部不具合

障害サマリ

2018年12月11日(火)に一部のお客さまにおいて、IPOの購入画面がエラーとなりお申込みできない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

アプリケーションの不備が原因です。
アプリケーションを修正し、2018年12月11日(火)に事象を解消いたしました。

2018年12月16日(日) リアル口座振替の入金遅延

障害サマリ

2018年12月16日(日)に一部のお客さまにおいて、リアル口座振替の入金反映が遅延する事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

プログラムの不備が原因です。
プログラムを修正し、2018年12月16日(日)午後1時12分に事象を解消いたしました。

2018年12月17日(月) 変更届・マイナンバー登録処理遅延

障害サマリ

2018年12月17日(月)から2018年12月18日(火)までの間、一部のお客さまにおいて、マイナンバーの登録処理が遅延する事象が発生いたしました。
マイナンバー登録処理の遅延により遅れが生じた手続きは以下の通りです。

  • 各種変更(住所変更等)
  • NISA開設
  • 特定口座開設
  • 与信口座開設
障害の経緯、影響について

2018年12月15日(土)に行ったリリース作業に不備があったことが原因です。
リリース前の状態に戻し、2018年12月18日(火)に事象を解消いたしました。

2018年12月29日(土) 値洗い処理遅延

障害サマリ

2018年12月29日(土)に通常午前6時30分に更新されるサービスが午前7時21分まで遅延する事象が発生いたしました。
遅延したサービスは以下の通りです。

  • 預かり資産情報の更新
  • 信用配当金の反映
  • 貸し株配当金の反映
障害の経緯、影響について

2018年12月28日(金)の夜間処理が遅延したことが原因です。
2018年12月29日(土)午前7時21分に処理が完了し、事象を解消いたしました。

サービス提供状況

サービスの稼働率

当社のお取引システムのサービス稼働率です。 この指標は、お取引サービスを提供する事が出来た時間的な割合を表しています。 今期よりこれまでご報告していた「機器の故障やシステム障害などにより、サービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率に加え、「システム障害および定期メンテナンス等による計画停止を含むサービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率を算出しています。

2018年12月最終週末時点
2017年度 下期 2018年度 上期 2018年度 下期
システム障害のみを対象としたサービス稼働率(%) 99.89 % 99.83 % 99.12 %
システム障害および計画停止を含むサービス稼働率(%) - 95.64 % 93.45 %

記載している稼働率は、各半期毎に計測した結果です。

サービス停止状況

調査期間中のサービスの計画停止・障害停止・メンテナンス作業の状況は以下の通りです。

日付 時間 範囲 詳細
1 2018年12月1日(土)~2018年12月2日(日) 33時間42分 ログイン含む全サービス 取引所との連携試験に伴いサービス停止
2 2018年12月4日(火) 29分 入金・振替・品受品渡サービス 日替わり処置遅延により、入金・振替・品受品渡サービスの開始遅延
3 2018年12月15日(土) 3時間41分 ログインを含む全サービス リリース作業、無停電電源装置保守作業、定期メンテナンス他の実施
4 2018年12月15日(土) 8時間26分 リアルタイム口座振替 サービス切替作業のため
5 2018年12月21日(金)~2018年12月23日(日) 33時間 リアルタイム口座振替 三菱UFJ銀行のシステム移行のため
6 2018年12月31日(月)~2019年1月1日(火) 1時間 リアルタイム口座振替 三菱UFJ銀行のシステム移行のため
  • お取引等サービスの停止には、発注サービス、振替関連サービス、残高照会サービスなどの決済関連のサービスをすべて含みます。

運用報告等

システムの可用性に対する高い期待、高度化するサービスレベルの提供を確実なものとするために、恒常的に設備増強、人員増強を図っております。今後もPDCAサイクルに基づく、より実践的な内部管理態勢の強化を進めて参ります。

夜間や休日のシステムの監視・運用は社内のみならずエクイニクス・ジャパン社による外部からのシステム監視も実施しており、24時間365日のシステム稼働を支えています。

今後ともカブドットコム証券を末永くご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。

当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影

(kabu.com 開発部・技術部 2019年2月1日)

  • 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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