システムリポート

カブドットコム証券では、お客さまが安心してお取引できますように、システム状況を様々な側面から監視し、安定性やパフォーマンスの向上といったシステムの改善に努めています。弊社のディスクロージャーポリシーに基づき、システム負荷状況や障害情報、今後の設備増強プランなどを積極的に公開しています。オンライントレードシステムの構成やシステムデザインのコンセプトなどについてはシステム概要を、掲載事例は掲載・事例紹介を、サーバ証明書などのセキュリティ対策の詳細や、当サイトをご利用になるうえでご考慮いただきたいセキュリティ対策事項についてはセキュリティのご案内を併せてご利用ください。

システムリポート

更新日 2018年6月7日

システム性能指標 詳細

システムの処理性能について現状分析を行い、キャパシティプランニングのインプットとして整理しております。ここでは、社内で利用している指標のうち、約定処理入力に関する指数と、ウェブサーバの処理実績、そして各サーバの負荷状況をご紹介させていただきます。

約定処理能力指数

単位時間内にどの程度の約定電文を処理することが可能かという観点で、約定処理が集中する午前9時頃の現物注文と信用注文の処理実績値をもとに算出し指数化した値を、約定処理能力指数として監視しています。この数値は、減少すると処理能力が低下していることを表し、増加すると処理が効率化され能力に余力が生まれていることを意味します。

約定処理能力指数

約定処理能力指数の平均値は約3,204ポイントでした。

シストレFX®約定時間

シストレFX®の成行、ストリーミング注文の約定に要した時間を約定時間として監視しています。この数値は、減少するとシストレFX®の注文受付、約定処理がより高速に処理されていることを表し、増加すると処理速度が低下していることを表しています。

シストレFX最小約定時間

シストレFX平均約定時間

調査期間営業日における、成行注文とストリーミング注文の最小約定時間は1msec、平均値は9.1msecとなりました。

お客さま向けお取引サイトのページ処理実績

下記表は、システム負荷が最も高くなる9時から10時までの1時間に記録された、お客さま向けお取引サイトのウェブサーバ全台における動的なページ生成要求のログから、アクセス数上位10件および全ての動的生成要求について、処理件数と平均実行時間を調査したものです。

前回調査日の指標から増減それぞれ20%以上の差を記録したものについて、を記載しています。アクセス数について、は20%以上のアクセスの増加、は20%をこえるアクセス数の減少を意味しています。また、実行時間について、は20%を超える実行時間の減少(=改善)、は20%以上の実行時間の増加(=悪化)を意味しています。増減が±20%を超えない場合には記載はありません。

今回調査日 2018年04月27日(金)東証売買代金3兆3144億円、東証売買高18.8億株
前回調査日 2018年03月30日(金)東証売買代金2兆1486億円、東証売買高11.4億株

ページ名称 アクセス件数 平均実行ミリ秒
前回 今回 増減率 前回 今回 増減率
1 個別銘柄詳細
関連リンク情報
91,700 109,963 20% 418 400 -4%
2 個別銘柄詳細
時系列データ・取扱商品
88,427 108,575 23% 385 363 -6%
3 残高照会
投資信託
5,535 5,012 -9% 644 726 13%
4 一般信用(長期・売短)
売建可能銘柄一覧
2,582 4,851 88% 735 772 5%
5 先物新規建玉
Light版
4,258 4,395 3% 471 493 5%
6 個別銘柄詳細
売買連携メニュー
4,076 3,668 -10% 588 377 -36%
7 先物・オプションボード
Light版
3,735 3,590 -4% 612 689 13%
8 NISA(少額投資非課税制度)口座状況 3,445 3,460 0% 445 481 8%
9 特定口座
損益明細
1,973 1,834 -7% 490 534 9%
10 預り資産
状況推移
1,751 1,651 -6% 1,031 883 -14%
計 総合計/総平均 2,905,740 3,103,601 7% 119 120 1%

調査日のアクセス数は、前回調査結果と比較して7%増加いたしました。平均実行時間に関しては、前回調査結果と比較して1%増加いたしました。

サーバ負荷

対象期間中のサーバ機器、ネットワークなどの負荷・リソース消費の状況です。各種サーバ機器の構成の詳細などは、システム紹介をご覧ください。

ネットワーク

お客さま向けインターネット接続回線

お客さま向けインターネット接続回線の帯域表示量

解説

お客さま向けインターネット接続回線は複数拠点で冗長化しており、ウェブサーバ群はネットワーク機器とギガビットイーサネットで接続されています。
調査月間の最大トラフィックは2.6Gbps前後の実績となりました。

ブラウザ等向けお取引群

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバCPU負荷状況

新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバ

新発注基盤システムRAIDEN向けアプリケーションサーバCPU負荷状況

解説

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ、および、新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバのCPU負荷状況です。
お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、ピーク時の平均CPU負荷は約20%程度となっています。
新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始前後とナイトセッション開始前後ですが、ピーク時の平均CPU負荷は約10%程度となっています。

kabuステーション®専用サーバ群

kabuステーション®専用フロントサーバ

kabuステーション専用フロントサーバ

kabuステーション®専用相場配信サーバ

kabuステーション専用相場配信サーバCPU負荷状況

解説

kabuステーション®専用フロントサーバ、および、相場配信(フル板含)サーバのCPU負荷状況です。
kabuステーション®専用フロントサーバの負荷ピークは、午前8時30分頃から午前9時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。
kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷ピークは、午前9時頃と午後3時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約5%程度となっています。
kabuステーション®専用フロントサーバ、kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷は低位で安定稼働しております。

シストレFX®用サーバ群

シストレFX®用ウェブサーバ

シストレFX用ウェブサーバCPU負荷状況

シストレFX®用アプリケーションサーバ

シストレFX用アプリケーションサーバCPU負荷状況

解説

シストレFX®用サーバ群のCPU負荷状況です。シストレFX®用ウェブサーバはお取引用ウェブインタフェースを提供します。シストレFX®用アプリケーションサーバは注文やレートの送受信、約定処理を行います。
シストレFX®用アプリケーションサーバにおいては、ソフトウェアチューニングとハードウェア刷新による性能改善効果を維持しており、雇用統計発表時など相場活況時でもCPU負荷は20%未満で余裕がある状態です。

データベースサーバ群

顧客データベースサーバ

お客さま情報・決済関連処理等

お客さま情報・決済関連処理等

ログイン・各種ログ管理等

ログイン・各種ログ管理等

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバ

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文の発注・約定処理の管理等

新発注基盤システムRAIDEN向け注文の発注・約定処理の管理等

注文データベースサーバ

注文の発注・約定処理の管理等

注文の発注・約定処理の管理等

勘定データベースサーバ

参照系 (画面表示用参照処理 他)

参照系 (画面表示用参照処理 他)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

シストレFX®用データベースサーバ

シストレFX®用データベースサーバ

シストレFX用データベースサーバ

解説

顧客データベースサーバはお客さまの各種情報を管理しており、ログインやマイページの表示などに関係しています。顧客データベースサーバ群が高負荷になるのは前場開始直後から午前9時30分頃で、お客さま情報・決済処理などに関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約35%となっています。ログインや各種ログの記録に関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約15%となっています。

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバでは株式、先物・オプション、NISA株式注文の詳細、発注・約定処理の状態などを管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは日付が変わった直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

注文データベースサーバでは投資信託、プチ株の詳細、発注・約定処理の状態の他、精査処理など管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは前場開始直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

勘定系(バックオフィス)データベースでは、お客さまが保有する現物株や信用建玉などの預りを一括して管理を行っており、発注時の買付可能額の計算処理や、約定処理、夜間バッチ処理などに関係しています。
同参照系サーバにおける営業日の負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、平均CPU負荷は約60%となっています。
同更新系サーバにおける営業日の負荷ピークは夜間バッチ処理時間帯になり、ピーク時の平均CPU負荷は約80%となっています。
休日等、一部の特定日にはメンテナンス処理が実行されるため、その時間帯は高負荷になります。

シストレFX®用データベースサーバのピーク時の平均CPU負荷は約40%となっています。土曜日は閉局後のバッチ処理、メンテナンス処理などを行うため、一時的に負荷が高くなりますがお客さまサービスに影響はございません。

システム増強・機能改善・負荷対策 詳細

システム増強や機能改善、負荷対策、実施履歴および今後の実施予定です。

6ヶ月のシステム増強、機能改善、負荷対策など

システムリポートにて公開させていただいた、主なシステム増強や機能改善、負荷対策の6ヶ月間の履歴です。

日付 区分 内容
1 2017年11月8日 新規 「Amazon Alexa」に対応開始
2 2017年12月1日 新規 kabuステーション® スマホアプリ(Android版)リリース
3 2017年12月21日 機能追加 kabuステーション® アクティブトレーダー向け「リアルタイム資産評価」リリース
4 2017年12月21日 新規 リスク管理ツール「AIデリバティブ」登場
5 2018年3月30日 機能追加 「スマート証券口座開設」NFC機能追加

システム障害・サービス提供状況 詳細

調査対象期間中に発生したシステム障害、およびサービス提供の詳細についてご説明させていただきます。

システム障害

2018年3月29日(木) kabuステーション®チャートのトレンドライン表示不正

障害サマリ

2018年3月29日(木) から2018年4月26日(木)までの間、kabuステ-ション®のチャートにてトレンドラインを表示した状態で「画面の拡大・縮小」または「足種別の変更」のいずれかを行った場合、トレンドラインのずれが生じる事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

2018年3月29日(木)のシステムの切替で誤ったプログラムが混入してしまったことが原因です。
2018年4月26日(木)に問題となっていたプログラムを元に戻し、事象を解消いたしました。

2018年4月3日(火) 残高照会の画面が表示されない

障害サマリ

2018年4月3日(火)午後1時35分から午後2時32分までの間、一部のお客様において、残高照会画面が表示されない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

一部サーバのデータベースへのアクセス遅延が原因です。
2018年4月3日(火)午後2時32分に対象サーバを切り離し、事象を解消いたしました。

2018年4月5日(木) 三菱UFJ銀行への着金の遅延

障害サマリ

2018年4月5日(木)午後1時50分から午後2時6分までの間、三菱UFJ銀行への着金が遅延する事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

銀行に対して出金をおこなうプログラムの不備により正しく接続が行えず処理が遅延いたしました。
遅延は副系のサーバに処理を一時的に切替えることで事象は解消しており、不備のあったプログラムを後日修正しております。

2018年4月16日(月) シストレFX®ログイン不可

障害サマリ

2018年4月16日(月)午前6時26分から午前7時58分、午後4時10分から午後4時35分までの間、シストレFX®にログインできない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

ネットワーク機器のソフトウェア不具合が原因です。
対象のネットワーク機器の再起動を実施し、事象を暫定的に解消、2018年4月16日(月)午後4時40分に該当機器の設定変更を実施することで不具合を解消いたしました。

2018年4月22日(日) PCウェブ版サイトの画像が非表示

障害サマリ

2018年4月22日(日)午後6時32分から午後8時35分までの間、PCウェブ版のログイン後サイトで一時画像が表示されない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

4月21日(土)よりおこなったリリース作業にともない、従来潜在化していたウェブコンテンツの不備が顕在化したことが原因です。
2018年4月22日(日)午後8時35分に更新前の構成に戻し、事象を解消いたしました。

2018年4月25日(水) ネット振込サービスの入金反映遅延

障害サマリ

2018年4月25日(水)午前4時32分から午前8時8分までの間、一部のお客様において、ネット振込サービスでご入金いただきましたご資金の入出金画面への反映が遅延する事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

振込入金の結果を入出金確認画面に反映する処理を行っているサービスがハングアップしたことが原因です。
2018年4月25日(水)に該当サービスを再起動し、事象を解消いたしました。

2018年4月25日(水) kabuステーション®情報更新遅延

障害サマリ

2018年4月25日(水)午後7時20分から2018年4月26日(木)午後2時までの間、kabuステーション®および、kabuステーション®アプリにおいて、日証金残高更新が遅延する事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

2018年4月21日(土)~2018年4月22日(日)に行われたリリース作業の際に発生した不備が原因です。
2018年4月26日(木)午後2時に日証金残高が更新され、事象を解消いたしました。

2018年4月25日(水) 一部ブラウザでアドレスバーが緑にならない

障害サマリ

2018年4月25日(水)から2018年4月28日(土)までの間、Windows10において、アドレスバーが緑にならない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

2018年4月25日(水)に配信されたMicrosoft Root Updateを適用したWindows10において、ルート証明書が無効化されたことが原因です。
2018年4月28日(土)に事象は解消いたしました。
なお、SSL/TLS暗号化通信およびお取引に影響はございませんでした。

サービス提供状況

サービスの稼働率

当社のお取引システムのサービス稼働率です。 この指標は、お取引サービスを提供する事が出来た時間的な割合を表しています。 今期よりこれまでご報告していた「機器の故障やシステム障害などにより、サービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率に加え、「システム障害および定期メンテナンス等による計画停止を含むサービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率を算出しています。

2018年04月最終週末時点
2017年度 上期 2017年度 下期 2018年度 上期
システム障害のみを対象としたサービス稼働率(%) 99.74 % 99.89 % 99.90 %
システム障害および計画停止を含むサービス稼働率(%) - - 95.27 %

当社のお取引システムのサービス稼働率です。

サービス停止状況

調査期間中のサービスの計画停止・障害停止・メンテナンス作業の状況は以下の通りです。

日付 時間 範囲 詳細
1 2018年4月21日(土)~2018年4月22日(日) 1日9時間23分 ログインを含む全サービス 無停電装置保守作業、定期メンテナンス他の実施
2 2018年4月22日(日) 2時間15分 ログインを含む全サービス PCサイト別系表示乱れおよびドコモフィーチャーフォン用アプリ起動不可のリカバリのため
  • お取引等サービスの停止には、発注サービス、振替関連サービス、残高照会サービスなどの決済関連のサービスをすべて含みます。

運用報告等

システムの可用性に対する高い期待、高度化するサービスレベルの提供を確実なものとするために、恒常的に設備増強、人員増強を図っております。今後もPDCAサイクルに基づく、より実践的な内部管理態勢の強化を進めて参ります。

夜間や休日のシステムの監視・運用は社内のみならずエクイニクス・ジャパン社による外部からのシステム監視も実施しており、24時間365日のシステム稼働を支えています。

今後ともカブドットコム証券を末永くご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。

当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影

(kabu.com 開発部・技術部 2018年6月7日)

  • 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ページの先頭へ戻る