システムリポート

カブドットコム証券では、お客さまが安心してお取引できますように、システム状況を様々な側面から監視し、安定性やパフォーマンスの向上といったシステムの改善に努めています。弊社のディスクロージャーポリシーに基づき、システム負荷状況や障害情報、今後の設備増強プランなどを積極的に公開しています。オンライントレードシステムの構成やシステムデザインのコンセプトなどについてはシステム概要を、掲載事例は掲載・事例紹介を、サーバ証明書などのセキュリティ対策の詳細や、当サイトをご利用になるうえでご考慮いただきたいセキュリティ対策事項についてはセキュリティのご案内を併せてご利用ください。

システムリポート

更新日 2019年4月10日

システムリポート ハイライト

kabuステーション Premiumプランで好評のリアルタイム資産評価をFintechプランへ提供
~xenoFlash for kabu.comにRefinitiv社のデータを用いたレポートの配信を開始~

カブドットコム証券株式会社は、2019年2月7日(木)夕方より、当社お客さま向けトレーディングツール「kabuステーション」において、2017年12月にPremiumプランのお客さま限定としてリリースしご好評いただいている「リアルタイム資産評価」機能を、より多くのお客さまにご利用いただけるようにFintechプランにも機能開放いたしました。

本リリースではその他にも、64bitOSへ対応することでメモリ利用可能範囲を拡充するとともに、通信パケットの送信方法を再構築し、通信1回あたりの帯域利用量を従来比で約50%削減。これまで帯域の狭かった回線でも、kabuステーションを快適にご利用いただけるように改善をおこないました。さらに、Premiumプランのお客さまよりの多くのご要望にお応えし、デイトレ板の表示枚数の増加をいたしました。

システム性能指標 詳細

システムの処理性能について現状分析を行い、キャパシティプランニングのインプットとして整理しております。 ここでは、社内で利用している指標のうち、約定処理入力に関する指数と、ウェブサーバの処理実績、そして各サーバの負荷状況をご紹介させていただきます。

約定処理能力指数

単位時間内にどの程度の約定電文を処理することが可能かという観点で、約定処理が集中する午前9時頃の現物注文と信用注文の処理実績値をもとに算出し指数化した値を、約定処理能力指数として監視しています。この数値は、減少すると処理能力が低下していることを表し、増加すると処理が効率化され能力に余力が生まれていることを意味します。

約定処理能力指数

約定処理能力指数の平均値は約3,537ポイントでした。

シストレFX®約定時間

シストレFX®の成行、ストリーミング注文の約定に要した時間を約定時間として監視しています。この数値は、減少するとシストレFX®の注文受付、約定処理がより高速に処理されていることを表し、増加すると処理速度が低下していることを表しています。

シストレFX最小約定時間

シストレFX平均約定時間

調査期間営業日における、成行注文とストリーミング注文の最小約定時間は0msec、平均値は1.8msecとなりました。

お客さま向けお取引サイトのページ処理実績

下記表は、システム負荷が最も高くなる9時から10時までの1時間に記録された、お客さま向けお取引サイトのウェブサーバ全台における動的なページ生成要求のログから、アクセス数上位10件および全ての動的生成要求について、処理件数と平均実行時間を調査したものです。

前回調査日の指標から増減それぞれ20%以上の差を記録したものについて、を記載しています。アクセス数について、は20%以上のアクセスの増加、は20%をこえるアクセス数の減少を意味しています。また、実行時間について、は20%を超える実行時間の減少(=改善)、は20%以上の実行時間の増加(=悪化)を意味しています。増減が±20%を超えない場合には記載はありません。

今回調査日 2019年2月22日(金)東証売買代金1兆8245億円、東証売買高9.8億株
前回調査日 2019年1月25日(金)東証売買代金2兆2071億円、東証売買高13.3株

ページ名称 アクセス件数 平均実行ミリ秒
前回 今回 増減率 前回 今回 増減率
1 カブボード 通常版(ページ1~3) 156,065 160,311 3% 210 213 1%
2 残高照会
国内現物株式
116,936 103,503 -11% 53 61 14%
3 個別銘柄詳細
時系列データ・取扱商品
103,529 102,305 -1% 370 392 5%
4 個別銘柄詳細
売買連携メニュー
103,320 100,117 -3% 263 280 6%
5 個別銘柄詳細
関連リンク情報
103,324 100,090 -3% 396 412 4%
6 マーケット情報
総合・主要指標
70,738 67,792 -4% 141 141 0%
7 個別銘柄ポップアップチャート(R) 55,058 57,019 3% 118 115 -2%
8 預り資産評価 50,664 47,303 -6% 303 302 -1%
9 信用新規建玉
銘柄検索
29,435 30,578 3% 111 105 -5%
10 残高照会
信用建玉
24,865 22,636 -8% 77 80 3%

総合計/総平均
2,790,834 2,785,563 0% 134 129 -4%

調査日のアクセス数は、前回調査結果と同様でした。平均実行時間に関しては、前回調査結果と比較して4%減少いたしました。

サーバ負荷

対象期間中のサーバ機器、ネットワークなどの負荷・リソース消費の状況です。各種サーバ機器の構成の詳細などは、システム紹介をご覧ください。

ネットワーク

お客さま向けインターネット接続回線

お客さま向けインターネット接続回線の帯域表示量

解説

お客さま向けインターネット接続回線は複数拠点で冗長化しており、ウェブサーバ群はネットワーク機器とギガビットイーサネットで接続されています。
調査月間の最大トラフィックは2.6Gbps前後の実績となりました。

ブラウザ等向けお取引用サーバ群

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバCPU負荷状況

新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバ

新発注基盤システムRAIDEN向けアプリケーションサーバCPU負荷状況

解説

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ、および、新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバのCPU負荷状況です。
お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、ピーク時の平均CPU負荷は約20%程度となっています。
新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始前後とナイトセッション開始前後ですが、ピーク時の平均CPU負荷は約10%程度となっています。

kabuステーション®専用サーバ群

kabuステーション®専用フロントサーバ

kabuステーション専用フロントサーバ

kabuステーション®専用相場配信サーバ

kabuステーション専用相場配信サーバCPU負荷状況

解説

kabuステーション®専用フロントサーバ、および、相場配信(フル板含)サーバのCPU負荷状況です。
kabuステーション®専用フロントサーバの負荷ピークは、午前8時30分頃から午前9時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。
kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷ピークは、午前9時頃と午後3時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約5%程度となっています。
kabuステーション®専用フロントサーバ、kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷は低位で安定稼働しております。

データベースサーバ群

顧客データベースサーバ

お客さま情報・決済関連処理等

お客さま情報・決済関連処理等

ログイン・各種ログ管理等

ログイン・各種ログ管理等

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバ

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文の発注・約定処理の管理等

新発注基盤システムRAIDEN向け注文の発注・約定処理の管理等

注文データベースサーバ

注文の発注・約定処理の管理等

注文の発注・約定処理の管理等

勘定データベースサーバ

参照系 (画面表示用参照処理 他)

参照系 (画面表示用参照処理 他)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

解説

顧客データベースサーバはお客さまの各種情報を管理しており、ログインやマイページの表示などに関係しています。顧客データベースサーバ群が高負荷になるのは前場開始直後から午前9時30分頃で、お客さま情報・決済処理などに関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約35%となっています。ログインや各種ログの記録に関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約15%となっています。

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバでは株式、先物・オプション、NISA株式注文の詳細、発注・約定処理の状態などを管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは日付が変わった直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

注文データベースサーバでは投資信託、プチ株の詳細、発注・約定処理の状態の他、精査処理など管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは前場開始直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

勘定系(バックオフィス)データベースでは、お客さまが保有する現物株や信用建玉などの預りを一括して管理を行っており、発注時の買付可能額の計算処理や、約定処理、夜間バッチ処理などに関係しています。
同参照系サーバにおける営業日の負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、平均CPU負荷は約60%となっています。
同更新系サーバにおける営業日の負荷ピークは夜間バッチ処理時間帯になり、ピーク時の平均CPU負荷は約80%となっています。
休日等、一部の特定日にはメンテナンス処理が実行されるため、その時間帯は高負荷になります。

システム増強・機能改善・負荷対策 詳細

システム増強や機能改善、負荷対策、実施履歴および今後の実施予定です。

リポート対象期間中に実施したシステム増強・機能改善・負荷対策等

本システムリポートの調査対象期間中に実施した、主なシステム増強や機能改善、負荷対策の一覧です。

日付 区分 内容
1 2019年2月7日 機能追加 kabuステーション「リアルタイム資産評価」をFintechプランへ提供
  • *改善は、使い勝手の向上や動作速度の改善を図るチューニングを示します。設備増強は、主にインフラストラクチャの側面でのシステム増強を示します。そして、新機能・新サービスは、新規に展開するサービス群であることを、それぞれ示します。

6ヶ月のシステム増強、機能改善、負荷対策など

システムリポートにて公開させていただいた、主なシステム増強や機能改善、負荷対策の6ヶ月間の履歴です。

日付 区分 内容
1 2018年9月10日 基盤刷新 シストレ FXリニューアル
2 2018年10月5日 新規 「代用貸株」を提供開始
3 2019年1月13日 機能追加 じぶん銀行 × カブドットコム証券 送金サービスの提供を開始
4 2019年1月26日 機能追加 kabuステーションスマホアプリで先物・オプション取引を提供

システム障害・サービス提供状況 詳細

調査対象期間中に発生したシステム障害、およびサービス提供の詳細についてご説明させていただきます。

システム障害

2019年1月29日(火) kabuSTATION for Androidでニュース本文が表示されない

障害サマリ

2019年1月29日(火)から2019年2月12日(火)までの間、kabuSTATION for Androidにおいて、ニュース本文が表示されない事象が発生いたしました。

事象が発生する条件は以下の通りです。

  • Android 7.0以上の場合:Chromeのバージョンが72.0以上で発生
  • Android 7.0未満の場合:Android System WebViewが72.0以上で発生
障害の経緯、影響について

2019年1月29日(火)以降に行われたChromeならびにAndroid System WebViewのバージョンアップにより、画面表示のプログラムに不備が発生したことが原因です。
Chromeのバージョンを最新にすることで、事象を解消いたしました。

2019年2月22日(金) 先物・オプション注文の一部執行不備

障害サマリ

2019年2月22日(金)午前5時37分から午後3時52分までの間、一部のお客様において、先物・オプション注文の繰越注文が失効となる事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

処理のエラーを検知した際の修正手順に誤りがあったことが原因です。
データ修正を行い、2019年2月22日(金)午後3時52分に事象を解消いたしました。

2019年2月22日(金) シストレFX高値安値が一部表示不正

障害サマリ

2019年2月22日(金)午前10時30分から2019年2月25日(月)午前7時までの間、一部の通貨において、高値安値が正しく反映されない事象が発生いたしました。

  • シストレFXナビゲータ
  • シストレFX for Android
  • PCサイト
障害の経緯、影響について

ハードウェアの故障が原因です。
故障した箇所の交換を行い、2019年2月25日(月)午前7時に事象を解消いたしました。

2019年2月28日(木) 約定通知遅延

障害サマリ

2019年2月28日(木)午前9時から午前10時10分までの間、一部のお客様において、約定通知が遅延する事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

約定通知を行うアプリケーションに動作不良が発生し、処理が一時停止したことが原因です。
アプリケーションの再起動を行い、2019年2月28日(木)午前10時10分に事象を解消いたしました。

サービス提供状況

サービスの稼働率

当社のお取引システムのサービス稼働率です。 この指標は、お取引サービスを提供する事が出来た時間的な割合を表しています。 今期よりこれまでご報告していた「機器の故障やシステム障害などにより、サービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率に加え、「システム障害および定期メンテナンス等による計画停止を含むサービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率を算出しています。

2019年02月最終週末時点
2017年度 下期 2018年度 上期 2018年度 下期
システム障害のみを対象としたサービス稼働率(%) 99.89 % 99.83 % 99.42 %
システム障害および計画停止を含むサービス稼働率(%) - 95.64 % 93.30 %

記載している稼働率は、各半期毎に計測した結果です。

サービス停止状況

調査期間中のサービスの計画停止・障害停止・メンテナンス作業の状況は以下の通りです。

日付 時間 範囲 詳細
1 2019年2月1日(金)~2019年2月3日(日) 2日9時間 リアルタイム口座振替 三菱UFJ銀行のシステム移行のため
2 2019年2月2日(土)~2019年2月3日(日) 1日8時間 店頭FX FXプライム社システムメンテナンスのため
3 2019年2月17日(日) 7時間45分 ログインを含む全サービス リリース作業、無停電電源装置保守作業、定期メンテナンス他の実施
4 2019年2月22日(金)~2019年2月24日(日) 2日9時間 リアルタイム口座振替 三菱UFJ銀行のシステム移行のため
5 2019年2月23日(土) 12時間 店頭FX FXプライム社システムメンテナンスのため
  • お取引等サービスの停止には、発注サービス、振替関連サービス、残高照会サービスなどの決済関連のサービスをすべて含みます。

運用報告等

システムの可用性に対する高い期待、高度化するサービスレベルの提供を確実なものとするために、恒常的に設備増強、人員増強を図っております。今後もPDCAサイクルに基づく、より実践的な内部管理態勢の強化を進めて参ります。

夜間や休日のシステムの監視・運用は社内のみならずエクイニクス・ジャパン社による外部からのシステム監視も実施しており、24時間365日のシステム稼働を支えています。

今後ともカブドットコム証券を末永くご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。

当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影

(kabu.com 開発部・技術部 2019年4月10日)

  • 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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