

英ポンド/円(GBP/JPY)
高いボラティリティ
英ポンド/円の最大の特徴は、高いボラティリティ(為替レートの値動きの大きさ)です。
英ポンド/円はメジャー通貨の中では流動性が低く、値動きが大きくなる傾向があります。また、英ポンド/円は「英ポンド/米ドル」、「米ドル/円」というように米ドルを介してレートが生成されているため、英ポンド/米ドル、米ドル/円の値動きが連動した際は、より大きくレートが変動します。
英ポンド/円はその大きな値動きにより、利益が狙いやすい通貨ペアとなりますが、損失には十分ご注意ください。
| 通貨ペア | 1日のボラティリティ |
|---|---|
| ポンド/円 | 177 pips |
| 米ドル/円 | 139 pips |
| 豪ドル/円 | 100 pips |
- 2024年11月28日~2024年4月17日 高安値の差分(1日平均)
ロンドン時間に動きやすい
英ポンド/円を取引する上で特に注意が必要な時間は、ロンドン時間(ロンドン市場が開かれている時間)、日本時間の17時から翌2時頃(夏時間は16時から翌1時頃)です。
この時間は、欧州各国の為替市場への参加者増えることにより為替の流動性が増加し、イギリスを含めて欧州各国で経済指標が発表される時間帯でもあるため、日中よりも値動きが大きくなる傾向にあります。
一般的には、ロンドン時間のはじめごろ、16時から18時頃に取引が活発化、19時頃いったん落ち着き、NY時間が始まる頃、日本時間の21時頃から再び値動きが活発化すると言われています。値動きの大きい英ポンド/円を取引する際は、夕方から深夜にかけて、より注意して値動きを追っていくのがよいでしょう。
- 英ポンド/円 時間足の高値ー安値 2024年11月28日~2025年4月17日
BOE(イングランド銀行)の政策金利発表
BOE(イングランド銀行)の金融政策発表前後の期間は、ポンド/円の為替レートが大きく動く可能性がありますので、注意が必要です。
2025年の政策金利決定会合日程は以下のとおりです。
| 発表日 | 発表時間 |
|---|---|
| 2月6日 | 21:00 |
| 3月20日 | 21:00 |
| 5月8日 | 20:00 |
| 6月19日 | 20:00 |
| 8月7日 | 20:00 |
| 9月18日 | 20:00 |
| 11月6日 | 21:00 |
| 12月18日 | 21:00 |
- 予定は変更になる場合がございます。
- 上記時間は日本時間
中長期的にはユーロ(EUR)/円と似た値動きで推移
イギリスの貿易は輸出の約4割、輸入の約5割弱をEU圏が占めており、EUとの経済関係が非常に強い国です。そのためポンド/円とユーロ/円の中長期的な値動きは似たものになっています。
中長期的な観点ではユーロの動向も参考にするのがよいでしょう。
- ポンド/円・ユーロ/円 月足の推移(2022年1月~2024年4月)
英ポンド/円(GBP/JPY)の必要証拠金
ポンド/円の最低必要証拠金の目安は約 7,600円(1,000通貨・レバレッジ25倍)です。
| 1,000通貨取引(ミニ)の場合 | |
|---|---|
| レバレッジ 25倍 | 7,600円 |
| レバレッジ 10倍 | 19,000円 |
| レバレッジ 5倍 | 38,000円 |
| 1万通貨取引(通常)の場合 | |
|---|---|
| レバレッジ 25倍 | 76,000円 |
| レバレッジ 10倍 | 190,000円 |
| レバレッジ 5倍 | 380,000円 |
- 目安は英ポンド/円のレートを190円で計算
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