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【重要】先物・オプション取引における証拠金計算方法(組み合わせポジション)の一部変更について

2025年9月10日 [お知らせ]

このたび、日本証券クリアリング機構では、取引証拠金所要額のカバー率の改善を目的として、日経225先物などの先物・オプション取引に係る証拠金の計算方法を一部変更することとなりました。
当該変更は、2025年9月22日(月)および2026年1月26日(月)の2回に分けて実施されます。
まず、2025年9月22日(月)の日中取引終了後の清算から先物の組み合わせポジションに対して新たなストレスシナリオが追加され、これに伴い証拠金水準が変更されます。
なお、本変更による先物1枚あたりの証拠金水準に影響はございません。

先物の組み合わせポジションへの影響

日経225先物、日経225mini、日経225マイクロ先物、TOPIX先物、ミニTOPIX先物の組み合わせ、または各先物における異なる限月の組み合わせを含むポジションには、影響が生じます。

【ご参考】
ポジションの組み合わせ(例) 対応前証拠金 対応後証拠金
日経225先物 第1限月 1枚 買い
TOPIX先物 第1限月 1枚 売り
970,331円 1,037,637円
日経225先物 第1限月 1枚 売り
TOPIX先物 第1限月 1枚 買い
977,347円 1,093,841円
日経225先物 第1限月 1枚 売り
日経225先物 第2限月 1枚 買い
73,220円 110,459円
日経225mini 第1限月 1枚 売り
日経225mini 第2限月 1枚 買い
4,488円 8,847円
TOPIX先物 第1限月 1枚 売り
TOPIX先物 第2限月 1枚 買い
29,307円 61,346円
  • 上記の数値は、日本証券クリアリング機構が2024年1月から2025年6月までの期間を対象に算出した平均値です。

オプションの組み合わせポジションへの影響

オプションの原資産の変化率として、同一原資産の先物の変化率を用いているため、オプションの証拠金にも一部影響が生じます。具体的には、日経225オプションおよび日経225ミニオプションにおいて、異なる限月の組み合わせによってリスク相殺が発生するポジションを保有している場合、軽微な影響が生じる可能性があります。

参考情報・出所について

日本証券クリアリング機構