【重要】前金制に係るシステム改修に伴う可能額拘束等の変更点・ご注意事項

2023年11月25日(土)~26日(日)(予定)の前金制に係るシステム改修により可能額の拘束等に一部変更がございます。これによる変更内容やご注意事項をご案内いたします。

変更内容

  1. 現物株式と信用取引の余力チェック・余力拘束にワンショット手数料を追加、プチ株の手数料拘束追加
  2. 現物株式注文訂正時の余力チェック追加
  3. 現物株式の成行系注文の余力チェック・余力拘束を「制限値幅上限」に変更
    └値洗いで可能額不足の場合、現物株式の強制取消
  4. auマネーコネクト 自動入金サービス(auじぶん銀行からの自動入金)の拘束追加
    └現物株式発注時のワンショット手数料含めての可能額不足の場合
    └現物株式注文訂正時に可能額不足の場合
    └成行系注文時「制限値幅上限」での可能額不足の場合
    └値洗いで可能額不足の場合
  5. 株式発注時の「自動引落」廃止(受渡方法削除)
  6. 米株取引による譲渡益税の強制振替(外国株預り金(円)⇒預り金)
  7. 配当落調整金の拘束タイミング変更
    └余力画面に予想配当による配当落ち調整金拘束情報の新規表示
  8. NISA取引の日計り注文制御

変更内容の新旧対照表

変更前 変更後
1.現物株式と信用取引の余力チェック・余力拘束にワンショット手数料を追加、プチ株の手数料拘束追加 お客さまが株式の買い注文を発注する際、ワンショット手数料コースをご選択の場合手数料の拘束を行っていなかったために、手数料分の可能額が不足している場合、別途ご入金いただく必要がございました。 ワンショット手数料コースをご選択の場合でも余力チェック及び余力拘束に「手数料」と「消費税」を含みます。
  • 11/26のリリース前からの繰越注文については、リリース以降、改修後の拘束となります。可能額不足となった場合は、強制取消対象となりますのでご注意ください。ただしauマネーコネクト 自動入金サービスをご設定いただいてる場合、可能額不足分が自動引落され、不足分が解消すれば、強制取消とはなりません。
  • 買付注文発注時の手数料に対する余力拘束は買付可能額(預り金)にて行います。そのため、Pontaポイントを利用しての買付注文において買付可能額(預り金)が手数料分に満たない場合は、可能額不足により注文が発注できませんのでご注意ください。
2.現物株式注文訂正時の余力チェック追加 現物の訂正注文は余力チェックを実施していないため、可能額を超過する訂正注文ができてしまい、可能額が不足している場合、別途ご入金いただく必要がございました。
  • 信用取引における、注文訂正時の余力チェックは対応済
信用取引と同様に現物取引の訂正注文時も余力チェックを行うことで、可能額を超過する訂正注文を抑止いたします。
  • 11/26のリリース後の訂正注文が対象となります。
3.現物株式の成行系注文の余力チェック・余力拘束を「制限値幅上限」に変更 現物株式の成行系注文(成行、不成、±指値)の余力チェック・余力拘束は「前日終値」で拘束していました。これにより、約定金額が前日終値より高く可能額が不足している場合、別途ご入金いただく必要がございました。
  • 成行系注文(成行、不成、±指値、逆指値等)の場合、余力チェック及び余力拘束金額を「制限値幅上限」とします。
  • W指値等のビンゴ後に自動訂正される注文は、ビンゴ前とビンゴ後を比較して金額が高い方とします。
  • 成行系注文(成行、不成、±指値、逆指値等)で発注して約定せずに翌日に繰越した場合は、翌日の値幅上限で拘束し直します。
    なお、値幅上限変更に伴い余力不足となる場合は、翌朝、強制取消とします。
  • 成行系注文(成行、不成、±指値、逆指値等)時、注文確認画面等の予定約定金額を「制限値幅上限」で計算を行うように変更します。
  • 信用と現物の代用預りについて、SORで成行系注文(成行、不成、±指値)の場合、余力チェック及び余力拘束金額を「制限値幅上限の110%」から「制限値幅上限」へ変更します。
  • 11/26のリリース前からの繰越注文については、リリース以降、改修後の拘束となります。可能額不足となった場合は、強制取消対象となりますのでご注意ください。ただしauマネーコネクト 自動入金サービスをご設定いただいてる場合、可能額不足分が自動引落され、不足分が解消すれば、強制取消とはなりません。
4.auマネーコネクト 自動入金サービス(auじぶん銀行からの自動入金)の拘束追加 auマネーコネクト 自動入金サービス(auじぶん銀行からの自動入金)の際も、現物株式発注時の手数料拘束、訂正時の余力チェック、現物株式の成行注文時の「制限値幅上限」拘束を行っていなかったために、可能額不足が発生し、別途ご入金いただく必要がございました。 auマネーコネクト 自動入金サービス(auじぶん銀行からの自動入金)の際も、現物株式発注時の手数料拘束、訂正時の余力チェック、現物株式の成行注文時の「制限値幅上限」拘束を行い、可能額の超過を抑止いたします。また、可能額が不足している場合、auじぶん銀行から追加で引落しを行います。
  • 11/26のリリース後に不足金が発生している口座の注文が対象となります。
5.株式発注時の「自動引落」廃止(受渡方法削除) 「現物-買付」と「プチ株-買付」の注文時に受渡方法『自動引落』を選択することで、証券口座に預かり現金がなくても株の買付代金を登録の金融機関から引き落としが可能でした。 「現物-買付」と「プチ株-買付」の注文時に選択できる『自動引落』を廃止いたします。今後はauマネーコネクト 自動入出金サービスをご利用いただくことで証券口座に預かり現金がなくても株の買付代金を銀行より引き落として購入いただけます。
6.米株取引による譲渡益税の強制振替(外国株預り金(円)⇒預り金) 外国株式売却による譲渡益税が発生し、国内受渡日に「証券口座預り金」に譲渡益税相当額以上の円貨現金がない場合は、「証券口座預り金」に立替金が発生しておりました。
  • 「外国株預り金(円/米ドル)」からの自動振替えは行われませんでした。
外国株式売却による譲渡益税が発生し、国内受渡日に「証券口座預り金」に譲渡益税相当額以上の円貨現金がない場合は、「外国株預り金(円)」から自動的に振替えを行います。
  • 外貨決済取引(米ドルでお取引)による譲渡益税であっても、「外国株預り金(米ドル)」からの、自動振替えは行われません。
    ※国内受渡日に「外国株預り金(円)」にも譲渡益税相当額以上の円貨現金がない場合は「証券口座預り金」に立替金が発生します。
  • 11/27以降に不足金が発生している口座の注文が対象となります。
7.信用取引の配当落調整金の拘束タイミング変更 信用取引の配当額調整金の拘束は各銘柄の「確定配当金」のタイミングであったため、発注後に証券口座の預かり現金をお客さまの金融機関へ出金してしまった場合、配当金支払いタイミングの2~3か月後に可能額不足が発生し、別途ご入金いただく必要がございました。
  • 配当額調整金の拘束を「確定配当金」(支払い時)から「予想配当金」(権利落ち日)へ変更いたします。
  • 予想配当金が変動した場合は、修正後の「予想配当金」にて余力拘束し直します。
  • 「確定配当金」が確定したら、「確定配当金」にて余力拘束し直します。
  • 買付出金可能額画面に「配当落調整拘束額」の項目を追加いたしました。
  • 11/26以降に権利落ち日を迎える銘柄が拘束対象となります。過去分を遡っての拘束は実施しません。
8.NISA取引の日計り注文制御 NISA取引では日計り注文に対する制御を実施していなかったため日計り差金決済による立替金が発生する事象がありました。 NISA取引について日計り注文に対する制御を追加します。

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