今こそ、日本の小型株に注目!
足元、日本では円安や関税に加え構造的な人手不足などによる「物価上昇(インフレ)」と「インフレ率に対して金利が低い状態」が継続しています。インフレを背景とした物・サービスへの価格転嫁が進みつつも、低金利が継続している状態は企業業績の拡大や賃金上昇につながることも期待でき、今後も日本株市場は中長期的に注目できると見ています。
過去20年間の日本株市場を振り返ると、規模別では小型株が優位なパフォーマンスを示している一方、直近5年間では、コロナショックなどの影響から大型株を中心に資金が流入しており、小型株が出遅れている状況が確認できます(下図)。
しかし、これからは小型株の投資魅力がより高まると考えられる理由が3つあります。
- ① 東京証券取引所の改革や「モノ言う株主」(アクティビスト)の影響が大型株から小型株にも広がり始めており、自社の経営改革に加え、大型株の成長戦略の中で小型株のM&Aが盛り込まれるケースも増えてきていること。
- ② 円安一服やトランプ関税の影響で、日本経済全体の追い風が弱まる中、内需中心で業績拡大余地が大きい小型成長株が注目されること。
- ③ 過去10年間で比較して、PERやPBRなどの株価指標が大型株より小型株の方が総じて割安水準であること。
これらの理由から、小型株への厳選投資は「今から始める投資戦略」として魅力的と言えるのではないでしょうか。

小型株は成長銘柄の宝庫
過去10年間で、小型株は2倍から4倍の範囲で株式の時価総額が拡大した企業が多く、中には10倍以上の拡大を遂げた企業も存在しています。その要因の一つとして、時代の潮流をつかんだ新しい企業の圧倒的な業績成長力が挙げられます。
当ファンド「企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)」は、そんな目覚ましい成長を遂げる企業に投資することを狙います。小型株の中には、時価総額の規模が縮小した企業も多数存在するため、大型株以上に銘柄選定が重要です。「眼力」の担当ファンドマネジャーである関口は、所属運用チームで実施する年間500回以上の企業取材やアナリスト等の調査も活用し、徹底的な銘柄選定を行っています。


全ての組入銘柄に“確固たる理由”
ファンドの組入銘柄は、その全てに大きな成長を期待する確固たる理由があります。例えば、2025年8月末時点で組入比率1位の「メイコー」は、電子機器に内蔵されている電子回路基板の製造大手で、自動車向けや半導体向けに注力してます。近年の自動車の電動化や安全機能の強化が重視される流れやAI、データセンター市場が急拡大する中で、同社の成長が期待できると判断し投資しています。
同銘柄には、2023年11月7日より投資を開始しており、堅実な業績拡大や、AI、データセンター向けの高付加価値製品への戦略的投資が時代のトレンドと合致したことなどから大きく上昇しました。

設定より約4.6倍のパフォーマンス
「眼力」は設定日より約4.6倍超のパフォーマンスを実現しており、これは小型株の代表的な指数を大きく上回る水準です(2025年8月末時点)。途中、大きな下落に見舞われる局面があったものの、より魅力度の高い銘柄を選別することで、総じて大きく上昇しました。
このように、小型株は銘柄を上手く選定できれば大きなリターンが期待できるアセットクラスと言えます。関口の銘柄選定眼に興味をお持ちの方は、ぜひ「眼力」にご注目ください。

(文責:アセットマネジメントOne株式会社)
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