「つみたてNISA」がお得な理由って? 「つみたてNISA」がお得な理由って?

「つみたてNISA」がお得な理由って?

株式や投資信託を使った資産運用に、価格変動などのリスクはつきもの。相場をチェックして売買の機会をうかがう、金融商品を買うといった手間も生じるため、これらを理由に投資を避ける人もいるようです。
ところが、こうしたリスクやデメリットを減らしつつ長期で積立投資ができる、ある制度がいま人気を集めています。しかも、投資で得た利益は非課税! それが、今回紹介する「つみたてNISA」です。どんなサービスなのかチェックしていきましょう。

“投資への第一歩”を踏み出すのに最適

株式や投資信託、債券といった、数々の金融商品は、程度の差こそあれ、どれも価格が変動します。そのため、価格変動による損失が気になって、なかなか最初の一歩が踏み出せない人が少なくないかもしれません。あるいは、「いきなり多額のお金を投じられない」「仕事や家事もあるのに、毎回売買のタイミングを考えたり、買い注文を出したりするのは面倒」など、資金や手間の点でためらう人もいるでしょう。

・少額から始めたい
・投資リスクを抑えたい
・長期で安定的に運用したい
・購入の手間を省きたい

このような希望にぴったり当てはまるのが、ここで紹介する「つみたてNISA」です。少額から投資でき、リスクを軽減しつつも長続きしやすい仕組みとして、多くの投資ビギナーから注目を集めています。

投資に関心がある人なら、一度は「NISA(少額投資非課税制度)」という言葉を耳にしたことがあるはず。NISAは、証券会社や銀行に開設した専用口座で株式や投資信託を取引した場合、本来であれば約20%かかる税金が非課税になる制度です。年間120万円(2015年までは100万円)で最長5年間、最大600万円の投資元本を非課税で運用することができます。

一方、「つみたてNISA」は、その名の通り“積立”に特化したNISAのこと。2018年1月に制度がスタートしました。従来のNISA(一般NISA)は年間の非課税投資枠を上限に、投資家自身が株式や投資信託を購入するタイミングを自分で考える必要がありますが、「つみたてNISA」は年間40万円を上限として、“定期的に”、“自動で”、投資信託を買うことができます。しかも、非課税期間は最長で20年間。最大800万円もの金額を非課税で運用できる制度です。

少額での投資を購入の手間をかけずに続けられ、かつ税制の優遇も受けられるという点で、「つみたてNISA」は“少額から長期で運用したい人”にうってつけのサービスと言えます。

つみたてNISAでの運用イメージ

つみたてNISAでの運用イメージ

「つみたてNISA」で買えるのは、金融庁が定める「長期投資に適している」といった基準を満たした投資信託のみ。そのため購入できる対象は限られますが、購入時や解約時の手数料は一切かかりません(投資信託の信託報酬は発生します)。

1回の最低積立金額は証券会社によっても変わりますが、100円、あるいは1,000円から積立が可能となっています(auカブコム証券では毎月100円からの積立投資が可能です)。

「つみたてNISA」のメリットとは?

「つみたてNISA」の最大の特長は、「20年という長期の非課税期間にわたって積立投資ができる」こと。年間投資上限は40万円と、一般NISAより少額なものの、非課税期間の運用額の合計は最大800万円と、一般NISAを上回ります。また、「つみたてNISA」は長期にわたって定期的に購入することになるため、以前のコラムで紹介した「ドルコスト平均法」の効果によって投資のリスクが軽減され、安定的な運用が期待できます。

さらに、「つみたてNISA」で購入できる投資信託は、購入時の手数料がかからないだけではなく、信託報酬が低めのものが金融庁の基準によって選ばれています。それだけ低コストで運用できますから、少額から運用を始めたい投資ビギナーにとっては安心でしょう。

このように、非課税の恩恵を受けながら、最長で20年間の積立投資ができるのが「つみたてNISA」です。投資ビギナーだけではなく、アクティブに投資に取り組む人たちにとっても長期投資の1つの手段として活用することができるでしょう。

※auカブコム証券のホームページでは、つみたてNISAのかんたん運用シミュレーションが可能です。 毎月の積立したい金額と期間を入力するだけで、運用益や非課税となる金額(非課税メリット)が簡単に計算できます。

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