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kabuステーション®機能拡充(証拠金シミュレーターの追加)のお知らせ

2024年4月18日 [お知らせ]

高機能オンライントレードツール「kabuステーション®」は、2024年4月18日(木)のバージョンアップで、以下機能の追加をいたしました。

証拠金シミュレーター機能の追加

  • 証拠金余力/ネットオプション価値(NOV)はリアルタイムの時価で計算
  • VaR増加率により証拠金変動を加味して当日の証拠金余力の予測が可能
  • 仮想注文の登録で必要証拠金に加え証拠金残高の増減もシミュレーション可能
  • 登録した仮想注文から即座に発注することが可能
  • 既存建玉、未約定注文、仮想注文を考慮したGreeks管理が可能

証拠金余力/ネットオプション価値(NOV)はリアルタイムの時価で計算

証拠金シミュレーターでは、先物評価損益とネットオプション価値(NOV)をリアルタイムの時価で計算します。現在は日中セッションの引け後に公表される清算値にて評価していますが、これをリアルタイムの時価で計算することにより、現時点の証拠金余力やNOVが一目でご確認いただけます。

証拠金余力/ネットオプション価値(NOV)はリアルタイムの時価で計算

VaR増加率により証拠金変動を加味して当日の証拠金余力の予測が可能

先物・オプションの必要証拠金は日々変動します。日本証券クリアリング機構(JSCC)が公表する証拠金変動率を参考にすることで、VaR証拠金の増加分を加味して当日の証拠金余力を予測いただけます。

リンク先のJSCCホームページに証拠金変動率ファイルの記載があり、当該ファイルが格納されているアーカイブのリンクがあります。アーカイブから「IM_Fluctuation_yyyymmdd」をダウンロード、ご確認いただけます。

  • 日経225グループの99%カバーできる証拠金変動率は8%ほどとなります。(2024年4月現在)
  • 例えば、保有している建玉が日経225先物、日経225mini、日経225マイクロ先物の場合、VaR増加率は10%を設定します。
  • 日経225オプション、日経225ミニオプションの売り建玉を保有している場合、証拠金変動率を超えて必要証拠金が増加することもあります。OTMからATMに近くなる銘柄の売り建玉を保有している場合、その傾向が高くなりますので、ご留意ください。
  • 証拠金余力はあくまでも現時点の評価であり、日中セッション終了後の清算による結果を保証するものではありません。

VaR増加率を設定することで、設定率に応じてVaR証拠金が増加。日々の証拠金変動を想定した証拠金余力の予測が可能になります。VaR増加率は「5%」、「10%」、「15%」、「20%」、「30%」、「40%」、「50%」からご選択いただけます。

仮想注文の登録で必要証拠金に加え証拠金残高の増減もシミュレーション可能

先物建玉の返済、オプションの新規建て・返済の約定時には先物の決済損益やオプションのプレミアムの受払いにより証拠金残高が増減します。証拠金シミュレーターでは仮想注文を登録した際、仮想単価を基準に先物の決済損益やオプションのプレミアムの受払いも合わせて計算するので、約定後の必要証拠金に加え証拠金残高の増減もシミュレーションできます。

  • 未約定の注文においても注文単価(注文単価がない場合は時価)を用いてシミュレーションします。
  • 当該シミュレーションにおいては手数料は考慮いたしません。

証拠金残高の値をマウスオンすると内訳がツールチップで表示。仮想注文/注文中(未約定注文)の先物返済、オプションの新規建て・返済について、仮想単価/注文単価を用いて仮決済金額を計算。証拠金残高に加味します。

登録した仮想注文から即座に発注することが可能

あらかじめ仮想注文でポートフォリオを組み、証拠金残高や必要証拠金、証拠金余力を把握しながら、相場状況に応じて先物・オプションの発注がおこなえます。

  • 仮想注文備え付けの「発注」ボタンを押下することで、当該仮想注文の銘柄、売買、取引区分、数量、仮想単価の情報を引き継いだ発注ダイアログが起動します。
  • 仮想注文から発注後、当該仮想注文はご自身で削除してください。当該仮想注文の削除後、証拠金状況は再計算されます。
  • 発注後の注文については、注文・約定照会にてご確認いただけます。

「発注」ボタンを押下すると、仮想注文の情報を引き継いだ発注ダイアログが起動します。

既存建玉、未約定注文、仮想注文を考慮したGreeks管理が可能

先物建玉、オプション建玉に係るデルタ、ガンマ、セータ、ベガの合計値が表示されます。現在、保有している建玉のほか、未約定注文や仮想注文も合わせて表示できるので、デルタ・ニュートラル戦略に基づく調整がおこない易くなります。

  • Greeks(デルタ、ガンマ、セータ、ベガ)は日経225グループのみ対象となります。TOPIXやその他のグループは対象外となります。
  • 銘柄の市場が大阪日中、大阪夜間であってもGreeksは日通しの値を用いて表示します。

証拠金適用に応じて、Greeks(デルタ、ガンマ、セータ、ベガ)の合計値を表示します。Greeksは日経225先物、日経225mini、日経225マイクロ先物、日経225オプション、日経225ミニオプションが対象となります。(先物はデルタのみ表示)

今後の機能追加・改善の予定

理想のオンライントレード環境の実現に向けて、「kabuステーション®」は随時バージョンアップをおこなってまいります。

現在予定している今後の機能追加・改善は以下のとおりです。

2024年夏~予定

  • フル板、デイトレ板、発注パネルの機能改善
  • 通知機能の改善
  • 品受・品渡機能の追加
  • リスト発注機能の改善
  • フォントサイズ変更機能の改善
  • カブボードとのリスト連動機能の追加
  • テクニカルチャート機能の追加

注意事項

  • バージョンアップの際には、kabuステーション®のアップデートが必要になります。
    ※設定情報は初期化されず、そのままご利用可能です。
  • kabuステーション®起動時にインストール画面が表示されますので、「インストール」を選択いただきますようお願いいたします。
    インストール後に「デスクトップにショートカットを作成しますか?」という画面が表示されますので、ショートカットを作成される場合は「はい」にチェックを入れていただきますようお願いいたします。
    ※上記で「いいえ」を選択された場合は、デスクトップのショートカットが削除されます。
  • ショートカットを作成する場合は、「システム設定」>「保存」タブ>「ショートカット作成ウィザード」の「ショートカット作成ウィザードを起動時に表示する」にチェックを入れていただき、再起動時に上記手順をご対応ください。
    ※ピン留めされているショートカットによってはインストールできない場合がございます。
  • インストールできない場合、ピン留めをすべて外し、メニューからkabuステーション®を起動してください。

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