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2006年7月12日

国内初、競売買(オークション)による私設取引システム(PTS)業務の認可取得
〜 取引所と同等の売買が行える夜間取引市場「kabu.comPTS」を開設。 〜


カブドットコム証券株式会社は、7月11日(火)、内閣総理大臣から「競売買の方法による証券会社の私設取引システム(PTS)運営業務の認可」を取得いたしました。当認可は、2005年4月施行の証券取引法の一部改正にて追加されたPTSにおける競売買(オークション)方式として、国内で初めてとなるものです。
これを受け当社は、夜間取引市場「kabu.com私設取引システム(kabu.comPTS)」を福岡に開設します(2006年8月以降予定)。当社のお客様は、夜間(19時30分〜23時)においても、証券取引所と同様の競売買(オークション)方式により取引を行うことが可能になります。またkabu.comPTSは、福岡−東京にて大規模災害等に備えた事業継続計画(BCP)に対応し、安定的な取引を行える私設取引市場となります。

■夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図

夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図
夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスイメージ図

■夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスの特徴(予定)

通常の取引所と同等の売買が行えます
注文・約定・決済の流れは昼間の取引所取引と同等の売買が行えます。kabu.comPTSの取引は、当日の取引所取引と同一日の約定となります。夜間にkabu.comPTSで買い付けた場合、翌営業日の昼間に取引所で売却できますし、入庫手続きが完了した株券を、夜間に売却することが出来ます。

当初は現物取引、約300銘柄でスタートします
kabu.comPTSは、現物取引でのご提供で取扱銘柄数は流動性の高い約300銘柄でスタートします。将来的には取扱銘柄数の拡大をはかるとともに、信用取引のご提供も検討して参ります。

「PTS Information Network」の他、株式会社QUICKにもリアルタイム株価情報等を配信します
PTS業を営む証券会社の価格情報等を提供する「PTS Information Network」(日本証券業協会が運営)にリアルタイム株価情報等を配信します。さらに、当社のお客様向けにより付加価値の高い情報を提供するため、株式会社QUICKにもリアルタイム株価情報等を配信します。今後、市況情報等も含め外部に配信することも検討しています。

kabu.comPTSの株価指数(kabu.comPTS指数)の公表を検討しています
お客様が夜間に取引を行うための参考情報として、kabu.comPTSの取扱銘柄で構成される株価指数(kabu.comPTS指数)を算出し公表を検討しています。

■夜間取引市場「kabu.comPTS」システムの特徴

福岡−東京で事業継続計画(BCP)に対応
kabu.comPTSは、福岡システムセンターに構築し、東京システムセンターにも取引データをリアルタイムに同期を行う等の事業継続計画(BCP:ビジネス・コンティニュイティ・プラン)に対応します。これにより大規模災害等が発生した際、迅速なデータ復旧・システム再稼働が可能となります。

売買監視機能システムの高度化
kabu.comPTSの発注電文仕様において、不公正取引を未然に防ぐため売買監視機能のシステムを高度化しました。また、売買監視等の関連業務も夜間取引に即した運営体制とします。

株式会社インタートレードと共同開発。2件の特許を出願中
kabu.comPTSのシステムは、自社で開発/運営する当社既存の証券取引システムと、株式会社インタートレードの私設取引システム「ITMonster®」をベースに連携させ協同開発しました。また当社では、当PTSのシステムに関する2件の特許を出願中です。

kabu.comPTSを自社で主体的に運営
当社はお客様向けの発注系・勘定系の全システムを自社で開発し運営する唯一のネット証券です。kabu.comPTSにおいても、基幹システムをアウトソースすることなく、自社で主体的に開発し運営します。また、専任部署であるPTS統括部を新設、取引所の市場監視等実務経験者を中心に構成し、情報開示を含めた責任あるPTS運営を行う所存です。

■(ご参考)既存の様々な情報系・取引系サービス等を夜間取引市場「kabu.comPTS」にも適用

昼間と同等のリアルタイム株価情報等を配信。マルチチャネルにも対応します
当社のお客様向けに配信するカブボード®カブボードフラッシュ®リアルタイム株価情報・複数気配情報は、夜間のkabu.comPTSにおきましても提供します。また、iモードEZweb等の携帯などマルチチャネルにも対応します。サービス開始後、kabuマシーン(カブマシーン®)をはじめ付加価値の高い情報サービスを随時拡充して参ります。

カブコール®など自動通知サービスがご利用いただけます
約定通知や気になる銘柄の株価動向を、即座にメールや携帯電話等(音声通知)にお知らせするカブコール®等のリスク管理に役立つ自動通知サービスがご利用いただけます。

「kabu.com投資情報局」からkabu.comPTSの市況情報を配信します
カブドットコム証券のオリジナル投資情報発信基地である「kabu.com投資情報局」から、kabu.comPTSの市況情報を配信します。また、kabu.comPTSのランキング情報を提供します。

昼間と夜間で継続的に発注が行えます
注文は、お客様が指定する有効期限(最大3週間)まで、昼間と夜間で継続的に発注が行えます。kabu.comPTSはあたかも「前場」「後場」に新たに「夜場」が加わったかのような感覚でご利用いただけます。

逆指値等の自動売買がご利用いただけます
既存の証券取引システムにより、受注時に昼間と同様に逆指値W指値®等の自動売買をご指定いただけます。リスク管理から積極的な売買まで幅広くご活用いただけます。尚、当社は2005年12月にネット証券で初めて、自動売買(±指値®、W指値®)に関する特許を取得しております。

SLA(サービス品質保証制度)を提供します
SLA(サービス品質保証制度)は株式注文の取次時間が、5分を超えて遅延しないことを保証します。これにより、お客様は、不利益を被ることがなく安心して発注していただけます。

お客様サポートセンターを23時まで延長
kabu.comPTSによる夜間取引の提供にともない、お客様サポートセンターの営業時間を23時まで延長し(8時〜23時)、夜間取引におけるサポート体制を強化します。

国際認証規格に基づいた内部管理/内部統制システム
当社では、ISO9001(品質管理マネジメントシステム)ISMS/BS7799(情報セキュリティマネジメントシステム)といった、国際規格または標準規格に基づいた経営フレームワークを構築済みです。これらの規格は、品質管理の維持や改善継続態勢といった内部管理機能強化のための経営フレームワークに対するものでサービス品質を直接的に保証するものではありませんが、記録確保定期的なシステム監査の実施等が義務付けられています。これらの活動、記録等を活かしてkabu.comPTSに関する開示態勢を強化します。

■夜間取引市場「kabu.comPTS」のサービス概要(サービス開始当初の予定)

取引の種類と取扱銘柄 現物取引。国内上場株式の内、当社が選定する流動性の高い約300銘柄
営業日 取引所の立会いがある日(但し、大発会と大納会の日は除く)
取引時間(※1) 19時30分〜23時 (注文受付開始、気配表示は19時から)
売買価格決定方式 競売買(オークション)方式。「寄り」「引け」「売買再開時」等の大量注文は価格優先による「板寄方式」にて一本の約定値段を決定。「寄り」後から「引け」までの間は、価格優先・時間優先の原則に従い「ザラバ方式」にて最良気配の注文について対当条件を満たす場合に随時約定
注文期限(※2) 最大3週間先まで1日刻みで指定可能(昼夜連携/昼のみ/夜のみから選択)
注文方法(※2) 成行/指値/不出来引け成行/寄付/引け/逆指値/±指値®/W指値®/Uターン注文®/リレー注文®/バスケット(一括発注)
基準値 当該銘柄の上場する取引所における当日の最終値段または気配
呼値・制限値幅・更新値幅 取引所と同じ。但し値幅の拡大・縮小はなし。制限値幅は基準値より算出
手数料 通常の現物取引における手数料と基本的に同じ
ご利用いただけるお客様 当社口座開設済みのお客様の内、kabu.comPTSに関するルール等にご同意いただいたお客様
※1 取引時間以外は、昼間の注文を含め既存の証券取引システムにて予約注文となります(24時間受付)
※2 注文に関して、昼夜の連携方法の選択、「成行/指値/不出来引け成行」以外の注文方法(逆指値等)は、既存の証券取引システムにて提供します。夜間取引市場「kabu.comPTS」の機能により提供されるものではありません。

■「私設取引システム(PTS)」とは?

日本版金融ビッグバンにおいて1998年12月の法令改正により、市場間競争により投資家の利便性が向上されることを目的として「取引所集中義務の撤廃」等の規制緩和が実施され、証券会社による取引所外取引を電子的に行う「私設取引システム(PTS)」業務が認められました。
金融先進国である米国においてPTSは1960年代に立ち上がり、急激な成長とともにその後台頭する電子証券取引ネットワーク(ECN)など証券取引の地位を確立しました。昨今米国の証券取引所とPTS等は、NYSEとアーキペラゴの合併、NASDAQによるインスティネットの買収等、さらなる競争力強化のための融合が活発化しています。
一方日本では、2004年金融庁にて、個人投資家の証券市場への参加を促す証券市場の構造改革が推進され、取引所と同等の競売買(オークション)による価格決定方式を認める法律改正案を国会に提出、成立し、2005年4月に法が施行され提供可能となりました。この法改正により、PTSが取引所と競争かつ補完し共に成長していくインフラが整備されました。夜間取引市場「kabu.comPTS」は、夜間時間帯においても取引所と同じオークション方式にて証券取引を行える環境を国内で初めて投資家の皆様に提供いたします。

 
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