株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社の当期決算は、純利益こそ前期比166%増の15億円となりましたが、1日あたりの株式個人売買代金が2003年以来の低水準となる4,493億円まで落ち込むなど極めて厳しい経営環境の中、営業収益は123億円(前期比12%減少)、経常利益は30億円(前期比30%減少)にとどまりました。配当につきましては、前期と同額となる1株あたり8円とさせていただきましたが、低調な決算には我々役員も責任を痛感しており、前期に引き続き全執行役の業績連動報酬はゼロとさせていただきました。
株式市場は長期低迷局面から脱しきれておりませんが、ネット証券業界を取り巻く環境には、 新たな息吹が少しずつ芽生えてきていると実感しております。個人投資家の皆様の投資リテラシーは明らかに向上してきており、幅広い投資商品を視野に入れられるようになってきています。投資手法についてもアセットアロケーションを意識した長期資産形成から、システムトレードやロングショートなどを駆使した手法まで、一昔前には考えられなかったレベルに広がってきています。また、スマートフォン・タブレット端末などネット取引に適した新たなデバイスが急速に普及しています。ネット取引に全く抵抗のない世代が本格的な退職時期を迎え、投資人口動態も劇的に変わっていくと思われます。
このような環境変化を踏まえ、ネット証券の競争も自ずと新たな時代を迎えるものと確信しています。当社は、MUFGという強固な経営基盤と完全内製化したコンピュータシステムを10年余り運用してきたノウハウという大きな強みをもっています。このふたつの強みを徹底的に活かした施策を実施し、新たな競争を勝ち抜いてまいります。 『個人投資家の皆様へ「リスク管理追求型」というコンセプトのもとに、利便性と安定性を徹底的に追求した独自サービスを提供するとともに、啓蒙を図り「新しい投資スタイル」を提供する』という当社の経営理念は創業以来一貫して変わりありません。「顧客投資成績重視」をサービス展開の基本指針として個人投資家の皆様とともに当社も更に成長を続け、株主の皆様にはしっかりとリターンできるよう、一層精進してまいる所存です。
株主の皆様、投資家の皆様には、一層のご愛顧と変わらぬご支援を賜りたく、役職員一同心よりお願い申し上げます。
代表執行役社長 齋藤正勝

執行役写真
後列左より 阿部吉伸、眞部則広、雨宮猛
前列左より 藤田通敏、齋藤正勝



























